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サウナに注目が集まっている昨今。
サウナーが注目するサウナ施設が日本各地に点在しています。

人気のサウナには足を運んでみたいものですよね。

しかし、2021年4月現在は世界的なコロナ禍。
コロナウィルスに感染しない・させないため、遠方へ出かけることや人の集まる場所へ足を運ぶことは、積極的にはしづらい状況です。
サウナ施設を利用する場合は、他の利用者と十分な距離を保つ、会話を控えるなど感染に注意を払っての利用が求められます。

サウナ好きとしては各地の様々なサウナを巡りたいところですが、実際に各地のサウナを体験するのはコロナ禍以前よりは難しいのが現状でしょう。
でも、そんな時期だからこそ全国各地のサウナの雰囲気だけでも味わいたいところです。

そこで今回は、全国のサウナを巡る旅のエッセイ本を紹介します。

HAVE A GOOD SAUNA! 休日ふらりとサウナ旅

この本は、フィンランド政府観光局フィンランドサウナアンバサダーの岩田リョウコさんの著書。
メインは「サウナ旅」として巡った全国37か所のサウナのエッセイです。

第1章は全国10か所のサウナのエッセイ。
1施設あたり8ページが割かれ、体験談が施設の紹介を交えて掲載されています。

施設内の写真も掲載され、しかも解説付き。
文字と写真の両方を通してサウナの雰囲気を味わうことができます。

第2章はサウナについての様々な情報が掲載されています。
サウナ用語、海外サウナ情報、サウナ関連の書籍やテレビ番組、サウナグッズなどなど。
この章を読めば、サウナの知識を得ることができるでしょう。

日本サウナ祭りやフィンランド大使館のサウナの体験談も。

第3章は全国27か所のサウナのエッセイ。
1施設あたり1ページを使って、施設の紹介や体験談が掲載されています。

第1章と比べると文章量は少なく掲載写真はモノクロですが、27の施設の内容をサラッと読み進めることができます。
1つ1つの紹介が短文なので、読みやすいのもポイントです。

ちなみに、第1章と3章で紹介されているサウナは、一般的にイメージされる銭湯サウナ以外にも様々なものがあります。
森の中のサウナや湖の近くのサウナ、テントサウナなどバラエティに富んでいることにも注目です。

著者の体験を味わえるエッセイ

サウナ好きの人は、全国各地のサウナ施設情報を得るためにアンテナを張っていることでしょう。
場所やサウナの数といったサウナ施設の基本情報はもちろんのこと、体験談や感想も貴重な情報です。

エッセイ形式の施設紹介は、雰囲気や良し悪しなどを窺い知ることができます。
また、著者が実践したサウナの入り方や、施設での過ごし方が書かれていることもあり、自分が足を運んだ場合の参考となるでしょう。

掲載されている写真や文章から著者の体験ベースでイメージを膨らませることで、紹介施設を疑似体験できますね。

2020年から続くコロナ禍によって、興味のあるサウナ施設へなかなか足を運べないこともあるかと思います。
また、感染症対策などの関係から、以前と全く同じ形ではサウナの利用ができないこともあります。

そんな時期にはサウナエッセイを活用して、施設の体験気分を味わうのもコロナ禍の過ごし方としてアリかもしれませんね。