藤橋の湯(岐阜県揖斐郡)でサウナをしてみた!道の駅内で味わえる発汗体験とは?
岐阜県揖斐郡揖斐川町にある「いび川温泉 藤橋の湯」。
道の駅内にある温浴施設です。
揖斐川町の市街地方面から国道303号線を北上していくと辿り着くのが「道の駅 星のふる里 ふじはし」。
この道の駅は天体観測スポットとして知られる藤橋地区の玄関口のような存在となっており、特産物販売、レストラン、民俗資料施設などが入っています。
そんな道の駅の敷地内にあるのが「いび川温泉 藤橋の湯」です。
露天風呂、内風呂、歩行風呂などが設けられた浴場内には、近年「ととのう」で注目されているサウナも備わっています。
道の駅にある温浴施設で味わえるサウナはどのようなものなのでしょうか?
そこで2023年10月9日、実際に藤橋の湯へ行ってみました。
今回の記事では、藤橋の湯をサウナを中心に紹介します。
※本記事は2023年10月9日のいび川温泉 藤橋の湯の男性浴場の体験情報をもとに作成されています。
いび川温泉 藤橋の湯のサウナ
揖斐川町の市街地方面から、いくつかのトンネルを通過して辿り着いた「道の駅 星のふる里 ふじはし」。
星のふる里ふじはしは、周りを見渡すと山や森がほとんどの自然豊かな場所にあります。
コミュニティバスの停留所が敷地内にありますが、無料の駐車場があるので車で訪れるほうが便利だと思います。
今回のお目当ての藤橋の湯は、道の駅の敷地内の東側の端。
星のふる里 ふじはしの敷地はそこまで広くはないものの、駐車場の西側に車を停めると藤橋の湯までには距離があるので、藤橋の湯を利用するなら駐車場の東側に駐車することをおススメします。
藤橋の湯の入り口には、2つの暖簾がかかっていました。
1つは藤橋の湯と書かれた暖簾、もう1つは足湯と書かれた暖簾です。
足湯と書かれた暖簾の方の中を覗いてみると、そこには文字通り足湯があります。
藤橋の湯の屋外には足湯が設けられており、無料で足を湯に浸けることができます。
藤橋の湯の建物内に入ると、入り口から見て右手側にあるのが食事処。
食事処には「サウナ飯」としてレバニラ定食や麻婆豆腐といったメニューも用意されているとのことです。
食事処の入り口し、通路の側面に並んでいる靴箱ロッカーに靴を入れます。
ちなみに、靴箱ロッカーのカギは自己管理です。
次に券売機で券を購入。
購入した券は受付でスタッフさんに渡して入館します。
受付を抜けると下に降りる階段。
実は藤橋の湯の建物の入り口は2階にあたり、浴場は1階にあるのです。
1階に下りると、ソファーベンチが並んだロビースペース。
その奥には畳の休憩スペースや、階段下側のスペースにはマッサージチェアも。
ロビースペースにある男女各浴場の入り口があり、そこに入ると脱衣所となっています。
脱衣所ではロッカーキーが特徴的でした。
ゴムバンドにロッカーのカギが付いているのですが、そこにはカギを収めるための大きなホルダーも付いていて、ホルダーから出ているゴムバンドを外に引くことでカギがホルダーに収まる仕組みとなっていました。
近年のスーパー銭湯などで見かけるタイプのリストバンドロッカーキーとは異なっていたので珍しかったです。
正確なところはわかりませんが、もしかしたら一昔前の主流なロッカーキーなのかな?
脱衣所の浴場へ入る手前には給水機。
サウナ前にはしっかり水分補給しておきたいですね。
浴場内に入ると、すぐのところにかけ湯があります。
サウナは浴場入り口を入って右手側の奥。
サウナ入口の外側には、お尻に敷くための青いマットが用意されています。
マット置き場は2段となっていて、上側が未使用、下側が使用済みとのこと。
サウナ室内は入り口から見て左手側が壁とストーブ、右手側が腰掛となった造りです。
腰掛は2段で、1段あたり4人が座れます。
8人フルに座ると上の段の人は前に座る人に動いてもらわないと出られないので、そこは利用者がお互いに譲り合っていくことになるでしょう。
腰掛け向かいの壁には、サウナの効能の記載がありました。
入り口奥の壁には温度計と十二分計がかかっています。
温度計によると温度は約90度です。
サウナ入口の外側すぐには水風呂があります。
水風呂は大人が詰めて2人入れるくらいのコンパクトなサイズのため、基本的に利用者は1人ずつ順番に入っていました。
水深は浴槽底にお尻をつけて、肩から上が出るくらい。
水温は表示が見当たらず正確にはわかりませんでしたが、体感としては一般的な水風呂と同じくらいだと思います。
露天風呂エリアに出てみると、木製ベンチが二つと、ととのいイスが二つ設置されていました。
自然豊かな雰囲気の中での外気浴ができますね。
コンパクトでシンプルなサウナ
藤橋の湯の浴場サウナ。
実際に体験してみて、コンパクトでシンプルだと感じました。
同時利用人数が最大8人程度なので、不特定多数が同時に利用する公衆のサウナとしては決して大きなサイズではないでしょう。
また、水風呂も基本的には1人で入るくらいのサイズ。
そのようなコンパクトなサウナ設備のため、サウナ仲間同士で集まって入るというよりは、1人1人が個々人で楽しむスタイルの方が合う場所だと感じます。
サウナ室内にはテレビが付いているケースは珍しくないですが、藤橋の湯のサウナにはテレビはありません。
テレビという娯楽をサウナで楽しめないですが、サウナ内で静かに集中して発汗に励めるメリットがあります。
サウナでやることが発汗集中に絞られるのでシンプルですよね。
1人でサウナに入って、発汗に集中して過ごす。
そんなサウナ体験がしやすいと思います。
興味のある方は藤橋の湯のサウナで汗を流してみてください。
※本記事の掲載情報は体験当時(2023年10月9日時点)のものです。最新の情報はいび川温泉藤橋の湯[公式サイト] をご確認ください。