くつろぎ天然温泉 湯楽(愛知県津島市)のサウナを満喫!セルフロウリュ、ミスト、塩、テントと種類豊富
愛知県津島市にある「くつろぎ天然温泉 湯楽」。
2022年4月にサウナをリニューアルしたことで注目されている温浴施設です。
お風呂は泉温約33℃の単純温泉(弱アルカリ性低拡張性低温泉)である源泉かけ流しの尾張天王の湯を使用。
比較的低温であるため、身体への負担の少ない特徴があるそうです。
炭酸泉や漢方風呂、ジェットバスなど様々なお風呂も用意されています。
また、浴場は和風呂と洋風呂の2種類が男女のどちらか割り当てられ、毎週火曜日に浴場の入れ替えが行われています。
そんな浴場内にフィンランド式高温ロウリュサウナが登場しました。
このサウナは名前の通りロウリュもできるということで、サウナーなら注目したいところ。
そんな湯楽のサウナを2022年8月28日に味わってきました。
そこで、今回の記事では湯楽をサウナを中心に紹介していきます。
※男性である筆者が訪れた日の男性浴場は和風呂でしたので、取り上げるのは和風呂のサウナとなります。
※本記事は2022年8月28日の体験時の情報を基に作成しています。
和風呂にあった4種類のサウナ
敷地内にある「SAUNA ONSEN」「TOTONOI REFRESH」と書かれた大きな看板。
看板のデザインやワードチョイスにここ数年内の雰囲気が感じられ、リニューアル感が出ています。
駐車場は平面駐車場のほかに立体駐車場も。
200台が駐車可能とのことです。
館内に入ったら靴を靴箱へ入れてフロントへ。
お風呂やサウナを利用するだけなら入浴のみの料金で利用できます。
もし、テレビ付きリクライニングシートやコミック10000冊を揃えた2階の「遊楽さろん」を利用したい場合は、ととのいパックというプラン(館内着、レンタルタオル付)も用意されています。
ちなみに、1階にも休憩所があり、館内奥の方には通常のリクライニングシートが並ぶスペースがあります。
また、館内入り口付近には、ゆりかごチェアやクッションが用意されたくつろぎガーデンも。
このあたりのスペースは入浴のみの料金で利用できます。
フロントで靴箱のカギを渡したら、脱衣所ロッカーのカギが付いたリストバンドが渡されます。
脱衣所のロッカーは指定なんですね。
脱衣所に入ったら、リストバンドに書かれたロッカー番号を探します。
ロッカーは細い縦長の形で統一。
横幅のある荷物は入れるのに困る場合があるかもしれないです。
さぁ、服を脱いで浴場へ。
この日の男性浴場は和風呂。
和風呂の浴場内には4種類のサウナが設けられています。
1つ目はミストサウナ。
室内は左右の壁に腰掛けがあり、上部からは細かいミストが噴き出しています。
蒸気が立ち込めた空間というよりは、細かい水を終始かけられる空間にいる感覚。
壁には薬草の入った袋がかけられていました。
2つ目は塩サウナ。
温度は室内の温度計で約75度。
温度計の隣には十二分計が設置されていたのですが、表示が1から12ではなく0~60となっている少し変わったタイプでした。
塩サウナは入口と出口が分かれていて、入口を入って右側にかけ水用の水入れがあり、出口の外にはシャワーがある造り。
入り口右側と奥側の壁際に腰掛け、入口の左手側には熱炉があり、腰掛けの付近には塩入れが置かれています。
室内には塩サウナの利用法の案内掲示も。
3つ目がフィンランド式高温ロウリュサウナ。
2022年4月に登場したこのサウナは、少し変わったデザイン性のある空間です。
入り口を入ると目の前にサウナストーブ、右手側の壁側には入り口寄りにベンチ、奥側にテレビや十二分計が付けられています。
入り口左手側は、壁から斜めに腰掛けが組まれていて、入り口側の壁から3段、奥側の壁から3段の計6段の腰掛けになっています。
このサウナではセルフロウリュが可能。
メトス製の円柱形サウナストーブの脇にはセルフロウリュウ用の水入れがあり、木製と鉄製の2種類の柄杓が用意されています。
ロウリュは他の利用者に配慮しながらであれば、利用者が自由に行うことができます。
温度計によると室内の温度は約95度でした。
4つ目はテントサウナ。
2022年7月から露天風呂スペースにテントサウナが登場しています。
入口は小さく、屈んで入る必要があるサイズ。
テントの中は2人掛けくらいの木のベンチと、その向かいにサウナストーブとセルフロウリュウ用の水入れ、桶、柄杓が用意されています。
水入れは鹿威しのような形をしています。
テント内の温度は、掲示によると約60℃とのこと。
同時に利用できる人数は大人2人くらいです。
ベンチの向かい側は窓になっていて、テントの外が見えるようになっています。
テントサウナのすぐ隣にテレビがあるため、テレビの音声がテントの中から聞こえました。
以上の4サウナが和風呂の浴場には設けられています。
サウナになくてはならないのが水風呂。
水風呂は高温フィンランドサウナの目の前にあります。
浴槽内は縁側が段になっていて、深さは成人男性が底にお尻を付けると顔だけが水面に出るくらい。
水温の表示はなかったのですが、一般的な水風呂の温度感でした。
休憩用のととのいイスは内湯と露天風呂エリアに設置されています。
リクライニングチェアもありました。
また、露天風呂スペースには雑魚寝ができるエリアもあります。
浴場入り口付近に給水機があるので、水分補給も可能です。
ロウリュサウナは高い人気
くつろぎ天然温泉 湯楽のサウナ。
ミストサウナや塩サウナ、フィンランド式高温ロウリュサウナ、テントサウナと様々な種類のサウナを体験できるのは魅力的です。
また、ロウリュサウナは2022年にリニューアルされたものなので、まだまだ新鮮さがありました。
テントサウナの新設を含め、サウナに力を入れていることは各所で感じられます。
ただ、テントサウナについて、腰掛にマットが無かったのが気になりました。
木の腰掛に座ると、お尻に感じるヌメり。
それまでの利用者の汗などの影響だと思います。
通常のテントサウナは水着などを着用して布越しに腰掛けるので、マットが無くてもあまり気にならないのかもしれません。
ただ、ここは浴場内のため裸で利用するので、マットが無いとヌメりを実感しやすい面がありました。
サウナマットを持参すれば解決はしますが、ロウリュサウナの腰掛にもマットが敷かれているので、テントサウナにも敷いてもらえると嬉しいです。
筆者が湯楽のサウナを利用したのは、8月28日の15時過ぎから16時過ぎ。
日曜日の日中でしたが、サウナを中心に浴場の利用者は多数。
特にロウリュサウナはかなりの人気で、人の入れ替わりはあるものの、滞在中はほぼほぼ満席に近い状態。
また、ととのいイスもそれなりの数が用意されていますが、ほとんど埋まっていました。
サウナがプッシュされているだけあって、サウナ好きが集まっている印象です。
ちなみに、フロント付近ではサウナグッズが並べられており、販売されています。
くつろぎ天然温泉 湯楽。
気になる人はチェックしてみてはいかがでしょうか。
※本記事の掲載情報は体験当時(2022年8月28日時点)のものです。最新の情報はくつろぎ天然温泉 湯楽[公式サイト] をご確認ください。
■体験者:36歳男性