コロナの湯 中川店(名古屋市)の岩盤浴「健美効炉」体験談!注目はトロッコと漫画!?
今回、体験してきたのは愛知県名古屋市中川区にあるコロナの湯中川店の健美効炉です!
コロナの湯中川店はシネマやボーリングなどが入るアミューズメント施設中川コロナワールド内にある天然温泉です。
体験日は2016年6月14日火曜日。
この日は晴れと曇りが繰り返し訪れる空模様でした。
2016年3月リニューアル
コロナの湯中川店は2016年3月26日にリニューアルしました。
10周年という区切りでもあったそうです。
リニューアルによって食事処がパワーアップするとともに、レクリエーションルーム、キッズルームなどが増設されました。
私は今回が初めての利用なのでリニューアル前との違いはわからないのですが、とにもかくにも新しくなっているとのこと。
レクリエーションルームやキッズルームは健美効炉周辺にあります。
チラッと見たところ、キッズルームはきれいだった印象です。
レクリエーションルームでは、卓球やマージャン、囲碁・将棋が楽しめるとのことです。
ただ、この日は平日の昼間だったこともあってか、キッズルーム・レクリエーションルームともに利用者は見かけませんでした。
いざ、館内へ!
コロナの湯中川店の入る中川コロナワールドは、新川という川沿いにあります。
名古屋方面(熱田区方面)からだと、三日月橋を渡ってすぐです。
1500台以上を収容できる無料の立体駐車場などの駐車スペースが、敷地内に用意されています。
また、無料のシャトルバスがJR八田駅・地下鉄高畑駅より運行しています。
シネマやボーリングなどのあるコロナワールドは5F建ての建物。
そのほか、別棟にインターネット・マンガ喫茶の「亜熱帯」も併設されています。
コロナワールドの入り口を入ります。
1Fは駐車場スペースになっていることもあって、館内施設そのものは何もありません。
エスカレータやエレベータを使って上の階へ上がります。
コロナの湯の入り口があるのは2F。
パチンコやゲームコーナー、カラオケ、フードコートと同じフロアです。
温泉施設っぽい雰囲気の外観をしたエリアを発見。
中に入り、靴を下駄箱へ。
靴を脱いだら、券売機でチケットを購入します。
健美効炉の利用をするため、入泉と健美効炉を選択し発券します。
購入したチケットをもってすぐ後ろにある受付へ。
受付で脱衣所のロッカーキーが渡されます。
この施設ではロッカーは指定です。
また、健美効炉を利用する場合には浴着引き換え券も受け取ります。
(引換券は、すぐ後ろにある浴着交換所で浴着セットと交換します)
ちなみに受付で下駄箱キーを預ける施設も多いのですが、ここでは下駄箱キーは自分で管理します。
健美効炉
岩盤浴セットを受け取ったら脱衣所へ向かいます。
男性の脱衣所の入り口のすぐ横には健美効炉への入り口がありました。
健美効炉は館内の1Fにあるので、岩盤浴着に着替えたら階段を使って下へ降ります。
岩盤浴セットはこんな感じ。
男性の岩盤浴着はモスグリーン。
女性はワインレッドのような色をしていました。
タオルは大判タオルとフェイスタオルが付いています。
1Fに降りると右手側に健美効炉への入り口ドア。
左手奥にドリンクコーナー「菜彩」があります。
菜彩の右手側はトイレやレクリエーションルームがある通路。
左手側はリラクゼーションルームへつながる通路になっています。
リラクゼーションルームはマンガコーナーもある大広間。
基本的には簡易ソファシートを使って、リラックスするエリアです。
入り口付近には籐枕置き場があり、籐枕を好きな場所に持って行って寝転がることができるようにもなっています。
壁際にはマンガ用の本棚が設置されていて、Webサイトによるとおよそ250タイトル・5000冊が用意されているとのこと。
棚の位置は少年コミック・少女コミック・青年コミックで大きく分類され、タイトルは五十音順になっているようです。
ちなみに、マンガは健美効炉内に持ち込んでもOKのようで、エリア内にいる人のほとんどがマンガを読んでいました。
ただ、用意されているマンガはけっこう傷んでいるものが多かった印象です。
暑くて汗も滴る空間で読まれていることが、本の状態に影響しているような気がしました。
リラクゼーションルーム内には、テレビ付きのリクライニングシートルームやキッズルームの入り口もあります。
さて、いよいよメインの健美効炉です。
入り口付近にはウォーターサーバーと紙コップが置かれていて、水分補給ができるようになっていました。
中に入ると、先ほどのリラクゼーションルームとは室温が大きく異なるエリア。
印象としては健美効炉内はカラッとした暑さをしているように感じました。
私が行った時間は16時頃。
まだ明るい時間帯ということもあってか、窓際は太陽の光によって明るさが増していました。
室内はゴザのようなマットが敷かれ、木のイスもところどころに設置されています。
基本的には自由な位置でくつろぐ空間です。
そして、奥の壁際の一部には柵で囲われた何かがありました。
しかも2つ。
柵の中を見てみると、そこにはレールが。
実はこのレール、溶岩石が乗ったトロッコのためのものなのです。
健美効炉の最大のポイントであり演出が、熱せられた溶岩石のトロッコ投入。
主に営業時間内の奇数時間になると柵内のドアが開き、800度に熱せされた石を乗せたトロッコがレールを転がって健美効炉内へ入ってくるのです。
私は17時に行われたこの演出を実際に見ました。
時間になるとスタッフさんがやってきてトロッコの説明。
説明にあわせてトロッコに乗った溶岩石が室内に入れられます。
トロッコが入ると、トロッコ周辺を中心に体感温度が一気に上がります。
石の上あたりの空気が熱によって揺らめいているように見えました。
このトロッコの投入が、2時間おきに行われているようです。
健美効炉内には、岩盤浴が楽しめる「岩盤洞」2つと「ブラックゲルマニウム洞」があります。
健美効炉内の壁際に入り口があります。
いずれもドアがあるわけではないので、空間としては健美効炉と同じで、室温や湿度もほぼ一緒です。
2つ用紙された岩盤洞の1つは「天寿石」と「化石黄土」の岩盤ベッドがあるエリア。
もう1つは「麦飯石」と「ゲルマニウム陶板」のエリアです。
また、どちらのエリアにも備長炭が使われているとのこと。
それぞれの鉱石の岩盤ベッドが4床ずつ用意されていて、木の枕が置かれていました。
ブラックゲルマニウム洞は黒い砂利状の薬石が敷き詰められた空間です。
こちらも木の枕が置かれていていました。
このエリアは床が砂利のため、移動時にはジャラジャラ石の音が鳴ってしまいます。
なので、ほかの人が寝ているときには配慮して動いた方がよいと思いました。
感想
平日の昼に行ったこともあってか、健美効炉の利用客は多くは無く、比較的自由に各エリアを体験できました。
健美効炉内にいるだけでも汗は出ますが、各岩盤洞は健美効炉の熱さに加えて岩盤の熱さもあるので、より体が温められた印象です。
また、今年の5月に同じ系列のコロナの湯大垣店の健美効炉を体験していたため、中川店と大垣店の違いも感じました。
それは岩盤浴着です。
大垣店はタオルのような生地の水色やオレンジ色の岩盤浴着でしたが、中川店の浴着はタオルのような生地ではなく色はモスグリーンやワインレッド。
同じ系列なら全店同じでもおかしくないと思っていましたが、場所が違えば違いがあるんですね。
このような違いがあると、同じ系列の店舗でもそれぞれ行ってみたくなります。
2016年6月時点でリニューアルしてまだ3か月ほど。
新しくなったばかりのコロナの湯中川店で、みなさんも健美効炉を体験してみてはどうでしょうか。
・2016年3月リニューアル
・熱さが増加!トロッコ投入
・5000冊のコミックス、健美効炉内への持ち込みも
※本記事の掲載情報は体験当時(2016年6月14日)のものです。最新の情報は天然温泉コロナの湯 中川店[公式サイト] をご確認ください。
■体験者:30歳男性