コロナの湯大垣店の岩盤浴(健美効炉・サロンスパジアム)へ土曜日の昼間に行ってみた
イオンタウン内、コロナの湯大垣店
岐阜県大垣市にある「天然温泉コロナの湯 大垣店」。
「イオンタウン大垣」と同じ敷地にあるコロナーワールド内のスーパー銭湯です。
ちなみに、イオンタウン大垣は以前は「ロックシティ大垣」という名前の商業施設でした。
そのため、昔から知る人は今でもロックシティと呼ぶことがあります。
コロナの湯大垣店は大垣駅から東へ約1.2キロほどの場所に位置。
大垣駅から歩くと15分~20分なので、徒歩で行くにはちょっと遠めです。
ただ、駅⇔コロナワールド間は無料シャトルバスが出ているので、電車で来られる方は利用をおススメします。
敷地内には収容台数1450台(イオンタウン大垣全体では3360台)の無料大型駐車場が用意されています。
車で訪れても駐車場に困ることはよほどありません。
コロナの湯があるコロナワールドにはスーパー銭湯のほかに映画館やゲームセンター、パチンコ、カラオケ、ボーリング、マンガ喫茶などのエンターテイメントが楽しめます。
また、イオンタウン大垣には食料品売り場や書店、100円ショップ、家具店、靴屋、リサイクルショップなどのお店が入っています。
敷地内では温浴以外にも様々な楽しみがありますね。
さて、今回はコロナの湯大垣店の岩盤浴施設である「健美効炉」「サロンスパジアム」を体験してきたので紹介していきます。
コロナの湯を体験してみた
ゲームセンターやカラオケ、ボーリングなど今風?の施設が入るコロナワールド。
その1階には、他のエリアとはやや趣の異なる和風テイストな一角があります。
別の入り口はこんな感じ。
館内に入って、まずは靴箱ロッカーに靴を入れます。
ロッカーには100円必要ですが、このお金は帰るときに戻ってきます。
両替機も設置されていました。
靴をロッカーに預けたら券売機へ。
券売機にお金を入れて、希望するコースの券を購入します。
今回はお風呂と健美効炉、サロンスパジアムがすべて利用できる券を選びました。
ちなみに、入泉料(お風呂の利用)は必須で健美効炉やサロンスパジアムのみの利用はできません。
受付へ券を持っていくと、館内着の引換券がもらえます。
また、靴箱ロッカーのカギは館内で食事などをする際の支払いに使用するため、一度受付に提出が求められます。
男女脱衣所の入り口の間にある館内着の受取所で館内着を受け取ります。
館内着は男性が緑、女性が赤、子ども用が黄色です。
館内着のほかに大判タオルとハンドタオルも付いてきます。
館内着への着替えは、お風呂へつながる脱衣所で行います。
ちなみにコロナの湯大垣店のお風呂は、屋内大浴場、岩風呂や檜木風呂などがある露天風呂、ロウリュウが定期的に開催されるサウナなどが用意されています。
健美効炉ってどんなところ?
脱衣所で着替えを終えたら、さっそく健美効炉へ。
健美効炉は館内の一番奥にあります。
健美効炉は低温サウナのような空間。
800℃に温められた鉱石の乗ったトロッコが遠赤外線を発して室内を温めています。
トロッコに近い位置ほど高い温度になるので、できるだけ暑さを体感したいなら近くへ行きましょう。
室内にはトロッコの設置個所が2か所あり、どちらか一方にトロッコが設置されていました。
このトロッコは2時間おきに入れ替えが行われます。
トロッコが一方の設置個所へ出炉されたら、もう片方のトロッコが室外に下げられます。
常にどちらか一方にトロッコが設置されているわけです。
健美効炉内は床にゴザのようなマットが敷き詰められており、木製のイスが設置されています。
床に座るか寝転がる、またはイスに腰かけて過ごすのが利用者の基本スタイルです。
健美効炉の奥には「薬石岩盤ルーム」という岩盤浴エリアが設けられています。
使われている鉱石は「ゲルマニウム」「化石黄土」「天寿石」「麦飯石」の4種類。
薬石岩盤ルームは洞窟を思わせる雰囲気のエリアになっています。
ちなみに、健美効炉内には比較的多くの利用者がマンガを持ち込んで読んでいました。
利用者が健美効炉内に持ち込んでいたマンガは、健美効炉の外にある休憩エリアに設置されているものです。
休憩エリアの壁際には本棚が並んでおり、マンガや雑誌、新聞が用意されています。
休憩エリアの一角にはジュースやアイスなど(有料)を注文できるカフェのようなスペースも。
ウォーターサーバーも設置されており、水は無料で飲むことができます。
サロンスパジアムってどんなところ?
健美効炉のあるエリアの2階には「サロンスパジアム」という岩盤浴エリアがあります。
サロンスパジアム内には岩盤浴室2つと、フィットネススペース、休憩エリア、女性専用リラックスルームが用意されています。
全体の広さは1階の健美効炉や休憩エリアほど大きくはありません。
岩盤浴室は1つが男女兼用、もう1つが女性専用です。
岩盤にはラジウム鉱石が使用され、室内は室温約60℃、湿度約60%に設定されています。
フィットネススペースにはロデオのような器具や自転車のペダルをこぐ器具などが設置されていました。
女性専用のエリアが多いので女性は利用しやすそうですね。
土曜昼の健美効炉はどんな感じ?
私がコロナの湯大垣店に訪れたのは土曜日の昼過ぎ午後1時30分ごろです。
土曜日ではあるもののイオンタウン大垣もコロナワールドもそれほど混んでおらず、利用しやすいように感じました。
広い駐車場には、まだまだ空きが多くありました。
ちなみに、Google検索で表示される店舗情報では、午後1時30分はまだピーク前の時間帯とのこと。
健美効炉や休憩エリアを利用する人はまばら。
居場所の確保に困ることもなく、比較的マイペースに利用できました。
利用者の年齢層は幅広いです。
比較的年配と思われる方から家族で訪れた小学校低学年くらいの子どもまで見かけました。
男女比にもあまり偏りがある感じはしません。
さて、健美効炉の印象です。
健美効炉に滞在していると、じわじわと体が温まってきます。
室内に入った瞬間に汗が噴き出る感じはありませんでしたが、5分ほど滞在していると汗が出てくるようになりました。
一度汗が出てくると、その後は継続的に汗が滴ります。
比較的低温のエリアですが、滞在時間が長いと結構な発汗が期待できますね。
薬石岩盤ルームは健美効炉と空間が繋がっているため、体感温度はほとんど同じです。
ただ、床が岩盤になっているため、寝転がった時の体感温度は健美効炉よりも高いと思います。
健美効炉ではマンガを読んで過ごしている人が多かったですが、薬石岩盤ルームは単に寝転がって過ごしている人が多い印象です。
健美効炉、薬石岩盤ルームともに室温的には低温の部類に入るため、滞在はしやすいです。
とはいえ、エリアの外とは温度差があるため、休憩のために室外に出ると一瞬だけヒヤッとした感覚が味わえます。
サロンスパジアムは、健美効炉と比べて利用者がかなり少ない印象。
タイミングによっては誰もいないこともありました。
女性専用エリアが多いことや、小学生以下の利用制限があることから、団体での利用がしづらい面があるように思います。
そんなサロンスパジアムの岩盤浴は、湿度が健美効炉や薬石岩盤ルームよりも高めであるように感じました。
同じ岩盤浴でも、薬石岩盤ルームとは少し違った感覚の発汗が楽しめます。
さて、入館当初は比較的空いていた館内ですが、徐々に人が増えてきました。
私は午後4時頃まで健美効炉や休憩エリアに滞在していましたが、1時30分ごろと比べると3倍くらいの利用者になっていた印象です。
お風呂も利用できる施設なので、夕方前くらいから混み始めるのかもしれませんね。
ちなみに、私がコロナの湯大垣店を訪れたのは今回が初めてではありません。
2016年にも一度足を運んでいます。
その際の体験記事も書いていますので、併せて読んでいただけるとコロナの湯大垣店のことがより詳しくわかると思います。
※本記事の掲載情報は体験当時(2017年9月30日)のものです。最新の情報はコロナの湯 大垣店[公式サイト] をご確認ください。
■体験者:31歳男性