ロウリュウあるある10選【あなたはいくつ共感できる?】
ロウリュウあるある
サウナの炉に水をかけて熱い蒸気を発生させて体感温度を上げる温浴法「ロウリュウ」。
日本ではサウナ施設やスーパー銭湯のサウナや岩盤浴のイベントとして見かけます。
日本で行われるロウリュウイベントは、炉にかける水にアロマ水が使われることが多いです。
また、スタッフさんが大きな団扇を使って参加者を扇ぐことで、参加者は熱波と呼ばれる熱い空気の風を浴びせられ、より暑さを体感できるものになっています。
ここ数年でロウリュウの開催店舗をよく見かけるようになってきたため、体験したこともある人も少なくないでしょう。
そこで今回の記事では、ロウリュウイベントでありがちな10個の光景や行動を上げてみました。
1.予想以上に熱い
ロウリュウを初めて体験した人の多くが熱さに驚きます。
熱さに耐えきれず、途中で退室する人も珍しくありません。
ロウリュウの体感温度は実際の室温よりも高く、約100℃に達するともいわれています。
熱い蒸気が漂うサウナ室内は、普段の室内で感じられる熱さとは別もの。
「ちょっと熱いサウナでしょ?」くらいに思っていると、その印象は覆されるでしょう。
2.早入りしすぎると辛い
ロウリュウはイベントとして開催されることが多いため、開催時刻になるとサウナ室に人が集まります。
満室で体験できない事態を避けるため、場所の確保のために早めに会場へ足を運ぶ人もいるでしょう。
ただ、忘れてはいけないのは、ロウリュウの会場は元々室温の高いサウナ室だということ。
イベントが始まるまでの間、室内の熱さに耐えなくてはなりませんし、汗をかくことで水分は奪われます。
早入りしすぎると、イベントが始まる頃にはだいぶ消耗してしまっているなんてことも・・・。
3.手を上げると驚きの声
熱い空気は上のほうに溜まりやすいため、ロウリュウでも室内の上のほうが熱くなる傾向にあります。
そのため、なるべく高い席を確保したほうが熱さをより体感できます。
ロウリュウイベントでは熱さを感じてもらうため、スタッフさんが参加者に対して手を上げるように促すことがあります。
指示に従って手を上げてみると、痛いくらいの熱さを手の平や甲に感じられます。
熱さを感じた時に、「おおっ!」と驚きの声を上げる人も少なくありません。
4.掛け声に乗れない
イベントを盛り上げるため、参加者に掛け声や手拍子を求めるスタイルのロウリュウを開催する店舗もあります
スタッフさんが団扇で参加者を扇いでいる間に、参加者が掛け声や手拍子をすることが多いです。
しかし、自分の声だけが室内に響き渡ったら恥ずかしいので、大きな声を出すのは勇気がいります。
参加者の多くが他の参加者の様子をみつつ声を出しているため、中途半端な声量の掛け声となってしまうことも。
率先して声を出してくれる参加者がいると、自分も声を出しやすくて助かりますよね。
5.他人に向けられた熱波でも意外と満足
ロウリュウイベントの一番のメインといえば、ダイレクトに浴びせられる熱波。
肌がヒリヒリするほどの熱さを体感するのが楽しみといえます。
とはいえ、自分の目の前で思いっきり団扇で扇がれることで浴びる熱波の熱さに耐えるのは結構辛いもの。
ちょっと距離を置いた場所から扇いでほしいと思うこともありますよね。
自分の近くの人が扇がれているときに、結果的に自分にもあたる熱波が丁度良いと感じる人も少なくないのでは。
6.柑橘系アロマでむせる
ロウリュウイベントではアロマ水を炉に注がれることが多いです。
店舗によってはさまざまな種類のアロマ水を用意して、イベントの回ごとにアロマを変えている場合もあります。
アロマの香りもロウリュウの楽しみの1つでしょう。
そんな中で柑橘系のアロマはクセモノ。
柑橘系は刺激が強い場合が少なくないため、鼻や喉を刺激されて咳き込む人がチラホラ見られます。
7.終わると一斉に退室
ロウリュウはイベントが終了すると参加者が一斉に部屋を後にします。
全参加者が部屋から退室することも珍しくありません。
無理して部屋に残る必要はありませんが、イベント終了後もしばらくは通常よりも高い体感温度の室内を味わえます。
しかし、熱さの余韻に浸る人はほとんどいません。
イベント後も熱さを味わおうと思う人がいないほど、ロウリュウイベントは熱いということなのでしょう。
早い人だと自分が扇がれる番が終わった時点で退室される人も。
8.終了後はクールルームが満室
スーパー銭湯の岩盤浴などでは、温まった体を冷やすためのクールルームを用意されていることが多いです。
クールルームは、1桁の室温(店舗によっては0度以下も)でタイル張りのヒンヤリとした空間になっていることが一般的。
そんなクールルームはロウリュウ参加者がイベント直後に一斉に足を運ぶ場所となります。
ロウリュウ直後のクールルームは満席状態で、腰かけるスペースがないことも珍しくありません。
ロウリュウ参加者がクールルームにたくさん集まることで、窓が曇ったり、室温が上昇するなんてことも。
9.スタッフさんが大変そう
ロウリュウイベントでは、スタッフさんが団扇で参加者を扇ぐものが多いです。
スタッフさんが使う団扇は一般的なサイズの何倍もありそうな大きな団扇。
その大きな団扇を熱い空間の中で何度も扇ぎます。
これって結構な重労働ではないでしょうか。
イベント終盤になると、扇ぎつかれたスタッフさんが大きく息を吐いたり、腕を揺らす仕種をすることも。
ロウリュウイベントを担当するスタッフさんはかなり大変そうです。
10.普段の室内が物足りなくなる
ロウリュウイベントを何度も体験すると、イベントの温度に慣れてきます。
ロウリュウの温度で汗をかくのが気持ちよくなってくることもあるでしょう。
それに伴って、普段のサウナ室の温度が物足りなく感じてきます。
サウナ室に足を運ぶのはロウリュウイベントの時だけになってしまうことも。
通常のサウナ室の室温だって結構な高温のはずなんですけどね。