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温かい岩盤の上で寝転がることで発汗を促す岩盤浴。
最近の岩盤浴はスーパー銭湯などの日帰り温泉施設に設けられていることが多く、お風呂やサウナと併せての利用や、ロウリュウサービスの開催、休憩エリアにはたくさんのマンガが揃ってたりと、充実した体験ができることも珍しくありません。
満足して帰途に着ける岩盤浴施設は多いですよね。

ただ、施設には満足できていても、他の利用者のマナーや振る舞いによってテンションが下がってしまう経験をした方は少なくないのではないでしょうか。

そこで今回は、筆者が過去の岩盤浴体験の中で遭遇した、ちょっと残念な利用者の行動について紹介します。
皆さんはどれくらい共感できますか?

ずっと会話している

岩盤浴では寝転がって静かに過ごすことが一般的。
そのため、岩盤浴室内での会話は控えるようアナウンスされていることが多いです。
ちなみに、これはコロナ禍以前からの傾向です。

ほとんどの利用者は岩盤浴室内では静かに過ごしていますが、たまにグループで来ていると思われる人たちが会話をしている場面に遭遇します。

会話といっても2、3ターンで終わる程度のものなら気にならないのですが、ずっと会話を続けているのであれば話は別。
本人たちは小声で話しているつもりなのかもしれませんが、静かな岩盤浴室内では少し離れた場所にいる人の耳までも声が届いているものです。

他人の会話をBGMと捉えるのは難しいですし、マナー違反を続ける人と同じ空間にいること自体がストレスだったりもします。
※会話OKのルールの岩盤浴室が用意されている場合もありますので、そういった場所では会話はもちろんOKだと思います。

いびきをかいて寝ている

岩盤浴は温かい岩盤の上で横になって発汗を励むものですが、時折、寝入ってしまっている方がいらっしゃいます。
日本は電車の中で寝ることができるくらい安全な国ですから、岩盤浴で寝てしまうのも致し方ないのかもしれません。
きっとその方は日頃の疲れがたまっているのでしょう。

ただ、問題は眠っている時にかく「いびき」です。

結構大きくて野太いいびきが岩盤浴室内に響き渡っているケースを、稀にですが目にします。
会話を控えるルールが一般的な岩盤浴室内で、会話以上の音量を出しているのです。

本人は寝ているので気付けないのでしょうが・・・

床に落ちた汗を拭かない

利用者の多い岩盤浴施設の岩盤浴室内で、空いているスペースを見つけたため近づいてみたら結構濡れていた、という経験はありませんか。
なぜ、そのスペースが空いていたのか、わかる気がしますよね。

岩盤浴は大量の汗をかく場所ですから、汗をかくこと自体は仕方のないことです。
岩盤浴では大判タオルを自分の下に敷いて寝ることが一般的ですが、タオルは岩盤の熱さを抑えるとともに、滴る汗を吸わせる効果もあることでしょう。

タオルのサイズによっては体の一部がはみ出てしまい、完全に岩盤の上に汗を落とさないのは難しい場合もあるとは思います。
ただ、そうした場合もあるからこそ、退室する際には足元に目をやって、落ちた汗をタオルで拭ってほしいものです。

場所取り

自分が岩盤浴をしていない時間中も自分のタオルを敷いたままにしておく、いわゆる「場所取り」行為。
場所取りは禁止にしている岩盤浴も多いですが、たまに守られていない場面を目にします。

筆者の経験上、場所取りは利用者が少ない時間帯で比較的よくみられる印象です。
「他の利用者が岩盤浴をできない状況にはならないため、自分の岩盤浴をする場所を確保し続けても問題ない」という心理になるのではないでしょうか。

ただ、1人の利用者が同じ場所を占有し続けていると、他の利用者が利用できる岩盤ベッドの選択肢を減らしてしまうことになります。
より温かそうなので熱源近くに寝ころびたい、出入り口近くは人の出入りが多くて気になるので避けたい、両側に他人がいるのが嫌なので端で寝ころびたいなど、岩盤浴における人の好みは様々です。

自身の好みの位置が混雑によって最後まで自分に回ってこなかったらまだしも、場所取りによってずっと占有されていて、最後まで一度も好みの場所で岩盤浴をできなかったらガッカリしますよね。

ロウリュウ中にマンガ

近年は、岩盤浴エリア内にあるサウナルームにて、ロウリュウ(アウフグース)サービスを開催している店舗が多くあります。
また、岩盤浴エリア内に何千、何万冊のマンガ本を揃え、岩盤浴の休憩中に読めるようになっている場合が珍しくありません。

施設の方針や室内の性質によって違うものの、岩盤浴室やサウナルームへのマンガの持ち込みはNGとしている場合が多いです。
ただ、そのあたりのルールが曖昧な施設では、岩盤浴室やサウナルームにマンガを持ち込んで、読みながら発汗する人を見かけます。

でも、岩盤浴室やサウナルームでは大量に汗をかくわけで、マンガを持つ手が汗でびっしょりになったり、座って読んでいたら額の汗が本に垂れたりする気がします。
岩盤浴室やサウナルームにマンガを持ち込む人が多い施設では、全体的に状態が悪くなったマンガが多い印象。
読みたいタイトルの状態が悪いと読みづらくてガッカリします。

ちなみに、サウナルームでオートロウリュウが行われている最中にもマンガを読み続けているツワモノを見かけたこともあります。
イベント中のため照明が通常よりも落とされ、熱い蒸気が漂い、熱風が吹き荒れる中においても、持ち込んだマンガに目を通していました。。。