岐阜県関市・武芸川温泉

武芸川温泉 (5)

岐阜県関市にある「武芸川温泉(むげがわおんせん)」
岐阜県の県庁所在地である岐阜市から車で40~50分ほどの距離にある日帰り温泉施設です。

オープンは2016年11月。
2016年3月まで「関市 武芸川温泉 ゆとりの湯」として営業されていた温泉施設の建物を、関観光ホテルがリニューアルして「関観光ホテル 西の屋別館 武芸川温泉」としてオープンしました。

周辺は比較的自然の多い穏やかな場所に位置しています。

この武芸川温泉には岩盤浴施設も用意されています。
そして、武芸川温泉の岩盤浴利用にはある特徴があります。

入浴料に岩盤浴料に含まれていることです。

しかも、その入浴料は一般的な日帰り温泉施設の入浴料と比較しても高くはありません。
岩盤浴の利用料が含まれているとは思えない料金設定なのです。

さて、2018年3月18日日曜日に武芸川温泉の岩盤浴を体験しに行ってきました。
今回はそのレポートをしていきます。

入浴料は岩盤浴込みで780円

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武芸川温泉は無料駐車場があります。
駐車場は広めですが、この日は日曜日ということもあってかほとんど埋まっていました。

建物入り口を入ると右手側に靴箱ロッカーが並びます。
ロッカーに靴を入れて、フロントに向かいましょう。

武芸川温泉では入浴料を入館時に支払います。
入浴料は土日祝日は入湯税込みで780円
ちなみに平日は680円です。

この料金には温泉以外に岩盤浴の利用料金も含まれています。
つまり、温泉と岩盤浴あわせた料金が780円なんです。
時間制限は基本的にありません。

この料金は、かなり安めの料金設定だと思います。
岩盤浴のあるスーパー銭湯でお風呂と岩盤浴の両方を利用すると、多くの場合は1000円以上かかるからです。

ちなみに入浴料は先払いですが、館内の売店や自動販売機などを利用する際は入館時に渡されるリストバンドを使います。
そのため、退館時にリストバンドの利用分の支払いをすることになります。

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岩盤浴着はフロントの横にある棚に置かれています。
大判タオルに岩盤浴着が包まれた状態で並べられているので、そこから自分で取っていきます。

武芸川温泉では、大判タオルと上下の岩盤浴着がセットになって用意されています。
セットは大判タオルに包まれているため、セット用の袋はありません。
ちなみに、浴着の色は男性用の岩盤浴着は紺色、女性用は濃いめのピンクです。

1つ気になったことがあるのですが、武芸川温泉の岩盤浴着にはポケットがついていませんでした。
館内での支払いはリストバンドで行うため小銭などを持ち歩く必要はないのですが、スマホなどを持っていきたい場合は不便かもしれません。
※岩盤処は通話や写真撮影などはNGというルールがあります。

なお、武芸川温泉のフロントでは紙パンツが50円で販売されています。
岩盤浴着を直接身に着けるのが嫌という人は、購入して岩盤浴着の下に着けることができますね。

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岩盤処

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武芸川温泉の岩盤浴施設「岩盤処」は、フロントや温泉の脱衣所がある場所から少し離れたところにあります。
といっても、屋内の短い渡り廊下を進むだけですが。

渡り廊下を通ると休憩処があります。
この休憩処には、広い畳スペースやリクライニングシート、インターネットコーナー、マンガコーナーなど充実した休憩設備が用意されています。
ジュースやアイスの自動販売機も並んでいました。

休憩処の先が岩盤処。

岩盤処の入り口手前の廊下にもマンガコーナーが用意されています。
本棚のサイズや数的に単純計算すると、マンガはかるく数千冊はあると思います。
人気どころの作品は、かなり揃えられている印象です。

マンガの並ぶ廊下を抜けると岩盤処。

入浴料に岩盤浴利用料も含まれているため、基本的に入館者は岩盤浴処を利用できます。
ただ、岩盤浴処の利用は岩盤浴着を着用している人だけというルールになっているので、浴着に着替えてから岩盤浴処へ行く必要があります。
※岩盤浴処の利用は中学生以上からです。

岩盤浴処は結構多くの人が利用していました。
日曜日ということもあるでしょうが、入館料で岩盤浴が利用できることも利用者の多さにつながっていると思います。
入浴料と岩盤浴料が別になっている店舗では入館する人の一部だけが岩盤浴利用者になりますが、入浴料が岩盤浴料込なら館内利用者の多くが岩盤浴も利用していそうです。

さて、岩盤処には4つの岩盤浴室と1つのクールダウンルーム、テラス、休憩コーナーがあります。

4つの岩盤浴室は「橙間(とうのま)」「檜間(かいのま)」「蓬間(ほうのま)」「墨間(もくのま)」です。
橙間は麦飯石と赤ゲルマニウムの床。
檜間は黄土とブラックゲルマニウムの床。
蓬間は翡翠と青翡翠の床。
墨間はトルマリンと天寿石の床になっています。

どの部屋も入り口側サイドに5床、反対サイドに7床の全12床が用意されています。
また、入り口付近にスチームの噴出口があり、湿度が高めになっているように感じられました
室内はBGMが流れています。

部屋の外には順番待ちのイスが設置されていました。
室内がいっぱいの場合は、その椅子に座って順番待ちをしてくださいとのことです。
そのようなイスが用意されていることも、岩盤浴処の利用者が多いことを感じさせます。

ちなみに、岩盤浴室内は会話禁止です。
部屋の入り口などに、その旨の掲示がされていました。

4つの岩盤浴室の並びの中央にはクールダウンルームである「涼間(りょうのま)」があります。
岩盤浴室で温まった体を冷やすための部屋です。
筆者としては、そこまで設定温度は低くない印象でした。

なお、4つの岩盤浴室とクールダウンルームの5つの部屋は、入り口が150センチほどしかありません。
多くの人が部屋に入るときは頭をかがめて入る必要があります。
入り口が空いた時に、部屋の温度や湿度をできるだけ逃がさないためでしょうか?

テラスは自然を楽しめる森林浴テラスです。
テラスに出ると目の前には木々が立ち並ぶ光景があります。
テーブルやイスも用意されているので、座って外の空気を楽しめます。

筆者の体感ですが、春先の涼しさを感じられる時期であれば、涼間よりもクールダウンの効果があるように感じました。

休憩コーナーは畳の上のイスやクッションなどを使ってゆっくりくつろげるスペース。
丸いブランコ上のゆりかごのようなイスもありました。
大型テレビが数台備え付けられており、テレビ番組が流されています。

この休憩コーナーで漫画を読んでいる人がたくさんいました。

利用者は多そうだけど意外と発汗に励むことができる

4つの岩盤浴室や充実の休憩コーナーを利用できることを考えても、岩盤浴料込みの入浴料780円という料金は安いと思います。

利用者が多めのため岩盤浴室の床が空いていないのではないかと思いましたが、探せばどこかしら空いていました。
計48床というのは、けっこうな数であることを感じさせます。
4つの岩盤浴室は石の違いはありますが、基本的には全部似た部屋になっているので、場所にこだわらなければ十分発汗に励めるのではないでしょうか。
どちらかといえば、休憩コーナーの利用者が多いため、自分が休憩するスペースを見つけるほうが難しい印象です。

また、会話禁止ルールがある岩盤浴室は基本的に静かで、落ち着いて発汗に集中することができます。

雰囲気の異なるバラエティに富んだ岩盤浴室が用意されているわけではないので飽きやすい面はあると思いますが、料金から考えると十分に満足できる岩盤浴だと思います。

※本記事の掲載情報は体験当時(2018年3月18日)のものです。最新の情報は武芸川温泉 [公式サイト] をご確認ください。

■体験者:31歳男性