油断大敵!?枕の素材はちゃんと確認しよう!

■登場人物■
健太君(20代前半の男子。社会人。美香ちゃんという彼女がいる。)
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複数の岩盤浴へ足を運ぶと、店ごとの違いが見えてきます。

その1つが「枕」

使われている枕は店舗によって様々なんです。

代表的なものは「ラタン」の枕、籐枕と呼ばれるものです。
乾燥させた葉や木を編み込んだようにして作られており、風通しが良くて、クッション性が高いです。
比較的頭の乗せ心地が良い場合が多く、東南アジアを連想させる雰囲気が漂います。

「木」の枕もよく見かけます。
かまぼこ型に整えられたものや直方体のものが多く、中央部分が窪みになっていたり角がカットされていて、頭を乗せやすくなっていることもあります。
やや硬いので頭部が痛いと感じることがあったり、頭を乗せたときに枕が動いてズレやすいです。

「石」の枕のところもあります。
岩盤浴は岩盤が使われた空間浴なだけに、石の枕はその雰囲気に合っていることが多いです。
また、枕と岩盤が一体化していることがあるのも特徴です。
硬い枕になるので、慣れるまでは頭部が痛くなることもあるでしょう。

そのほか、ウレタンのような「スポンジ」の枕も見かけます。
柔らかくてクッション性があるので、頭を乗せても痛くはありません。
ただ、水分を吸収しやすいので、汗が染み込みやすく、他人の汗が気になってしまうかもしれません。

ちなみに、様々なエリアがある大型の施設では、岩盤浴室ごとに枕が異なっていることもあります。
ある部屋ではラタン、別の部屋では木の枕が設置されているといった感じです。

その場合、別の部屋で入浴するときには、念のため枕の素材を確認しておくことをおすすめします。

その理由は、硬い枕に勢いよく頭を乗せてしまわないためです。

油断しているとたまにあるんですよね。
さっきまでいた岩盤浴室がラタン枕だったから、別の部屋でもラタンだと勝手に思い込んで、不用意に寝転がる。

そしたら、そこは石の枕。
「ゴン!」と頭が予想外の衝撃に襲われ、痛い思いをすることもあり得るのです。

筆者はやりましたよ、四コマは実体験です(笑)。
素材や作りによって硬さは様々なので、寝転がる前には一応注意しておきましょうね。

素材によって頭の乗せ心地が異なるので、それが岩盤浴の居心地にも影響してきます。
岩盤浴室内の温度や湿度だけでなく、枕も気にしてみたいですね。