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三重県桑名郡にある季の邸 鍋田川
ナガシマスパーランドやなばなの里といった人気観光地にも近い場所にある旅館・日帰り温泉です。

地下1,350mから湧き出る天然温泉を使った浴場は、日帰りでの利用も可能。
浴場内には、今や老若男女問わず人気を集めているサウナも用意されています。

旅館として営業する日帰り温泉施設では、どんなサウナが楽しめるのでしょうか。

実際に季の邸 鍋田川の浴場を利用してみましたので、今回の記事では浴場のサウナについて取り上げていきます。

※本記事は2024年9月21日の季の邸 鍋田川の男性浴場サウナの体験をもとに作成しています。

季の邸 鍋田川のサウナ

すぐ側を木曽川が流れる場所にある季の邸 鍋田川。

無料の駐車場が用意されているので、車で訪れることも可能です。
川沿いから少し入ったところにあるので、事前に細かくルートを確認しておいたほうがスムーズに到着できると思います。

館内に入ったら、靴を靴箱ロッカーへ。
日帰りで温泉を利用する場合は、券売機で券を購入し、受付で券を渡します。

館内を入り口から見て左手側に進むと、浴場・脱衣所の入り口があります。

脱衣所で服を脱ぎ、浴場へ。

浴場入り口を入って、すぐの左手側に水風呂。
水風呂の側にはサウナの入り口があります。

浴場に入ったらすぐにサウナが目に入るので、サウナがどこにあるのか探す必要なし。
サウナの場所は凄くわかりやすいです。

ちなみに、かけ湯用の湯が入った壺などは見当たらなかったので、サウナ前には洗い場のシャワーなどでかけ湯や洗体をするか、水風呂やお風呂の湯水でかけ湯を行うかたちとなるでしょう。

さて、サウナです。
季の邸 鍋田川のサウナは少し変わった形をしています。

入り口側の壁際と入口から見て左側の壁を繋ぐ角から、45~60度くらいの角度で斜めの壁が伸びており、その壁の奥がサウナ室となっています。
サウナ室の中は奥側ほどが狭くなっていて、イメージとしては台形に近い形です。

入口の向かいが2段の腰掛け。
1段目は4人ほど座れる横幅です。
1段目の腰掛けは縦幅が広いので、2段目の人との距離を空けられる座りやすい形となっています。

2段目は横幅が狭くなっていることもあり、座れるのは3人ほど。
2段目の縦幅は1段目ほど広くはありません。

腰掛側の壁際には温度計が付いており、温度は92~94℃ほどを示していました。

腰掛に座った際に向かいにあるのが、左から入り口、十二分計、窓、サウナストーブです。
ストーブは一番端にある少し奥まった空間に置かれています。
ちなみに、窓は腰掛に座った状態で左手側の壁際にも設けられています。

テレビは無いので、静かに集中して発汗に励む空間のイメージです。

次に水風呂
水風呂は中心角が45~60度くらいの扇形の先端をカットしたような形の浴槽です。

サウナ室が入り口側の壁際と入口から見て左側の壁を繋ぐ角から斜めに伸びている壁の先にあるとお伝えしましたが、その壁までの隙間の空間に水風呂の浴槽が設置されています。
サウナ室側のサウナストーブの置かれた空間が、カットされた扇形の先端の位置にあたります。

水風呂の深さは平均身長の成人男性が浴槽底にお尻をつけると、顔がギリギリ出るくらい。
広さは3人くらいなら同時に入れそう。
水温は一般的な水風呂と同じくらいの体感でした。

サウナ、水風呂ときたら、次は外気浴。
外気浴は露天風呂エリアで可能です。

露天風呂エリア内には、通常のイスが数台に寝ころべるチェアやベンチも置かれていました。

ちなみにサウナには欠かせない水分補給ですが、脱衣所や浴場内に給水機は見当たりませんでした。
ただ、脱衣所にある洗面台には「引用可能なお水です」との記載があったので、蛇口から出る水は引用可能のようです。

ということで、季の邸 鍋田川のサウナについて紹介してきました。

印象的だったのは、サウナ及び水風呂の形です。
サウナといえば四角い空間であることが一般的。
水風呂にしても四角い浴槽が一般的でしょう。

季の邸 鍋田川のサウナは四角い浴場空間内の一部に斜めに設けられた空間でした。
水風呂も扇形という珍しい形。

どうしてこの形に作ったのだろう?と思う不思議な形なのですが、サウナと水風呂の形が連動しているのは興味深いところです。
ここがこうなっているからこっちはこうなっている、と考えを巡らせるのが意外と面白かったりしました。

なかなか文章だけでは表現しきれない部分が大きい季の邸 鍋田川のサウナ。
興味を持たれた方は実際に足を運んで見ていただければと思います。

※本記事の掲載情報は体験当時(2024年9月21日時点)のものです。最新の情報は季の邸 鍋田川[公式サイト] をご確認ください。