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サウナ大使・タナカカツキ氏を著者とするマンガ「サ道~マンガで読むサウナ道~」(以下、「サ道」と表記)の5巻が2021年8月23日に発売されました。

サ道は昨今のサウナブームのきっかけの1つといわれるサウナマンガ。
2021年8月現在、テレビ東京のドラマ25にてネプチューンの原田泰造さん主演の連続ドラマも放送されています。

4巻の発売は2021年1月だったので、約7か月ぶりの新巻。
5巻でもサウナーの人間模様を中心に、様々なサウナの世界が描かれています。

サウナと仕事

サ道ではサウナへ訪れる人の様々な人間模様が描かれています。
特に目立つのは、仕事上の悩みやストレスを抱えた登場人物がサウナに入ることで気分を一新するというもの。

「脳疲労が取れてスッキリする」「閃きがよくなる」「睡眠の質が良くなる」などの効果が期待されることから、サウナは仕事に好影響を与えるといわれています。
最近では、サウナ×仕事が注目を集めており、サウナ施設内にコワーキングスペースや会議室が設けられるケースも見られるほど。

仕事上で良い影響があるとされるサウナの効果は、ざっくりと言ってしまえば「自分を良い状態にしてくれる」ものだと思います。

良い状態になる=コンディションが整う、ということ。

仕事だけに限りませんが、パフォーマンスを上げるためにはコンディションを整えることが大切です。

サウナにそのような効果があるのであれば、仕事で行き詰った時には足を運んでみたくなりますよね。

サ道の海外サウナエピソード


筆者が個人的に最も気になったのは5巻の1話目に掲載されていたエピソード。

このエピソードでは、なんと海外のサウナが描かれています。

舞台はどこの国だと思いますか?

サウナと聞いて、まず思いつくのはフィンランドでしょう。
フィンランドはサウナ発祥の国といわれており、「サウナ」や「ロウリュウ」はフィンランド語です。

ドイツもサウナでは有名な国でしょう。
サウナの熱炉に水をかけて熱い蒸気を発生させ、タオルなどを振り回して熱風を発生させる「アウフグース」は、ドイツで行われる温浴です。
日本ではアウフグースのことをロウリュウと呼ぶことが多いです。

また、身近な国としては韓国。
韓国のドーム型サウナ「汗蒸幕(はんじゅまく)」をイメージしたサウナ室を設ける日本のスーパー銭湯もチラホラ見かけます。

3つあげてみましたが、サ道の5巻に登場する国はそのどれでもありません。

答えは「エストニア」
バルト三国の1つとして知られる国ですね。
エストニアはIT産業が盛んで、チャットや無料通話のツールであるSkypeの発祥の国ともいわれています。

エストニアの場所はフィンランドと湾を挟んだ南側。
フィンランドとは隣国の関係にあるため、文化的にフィンランドに近いものがあります。

ということは・・・
すでにピンと来ている人も多いでしょう。

エストニアもフィンランドと同様にサウナ文化が根付いている国なのです。
2014年にはエストニアのスモークサウナはユネスコ無形文化遺産に登録されているんですよ。

そんなエストニアのスモークサウナを体験する話がサ道の5巻に掲載されています。

2020年より新型コロナウィルスの影響で海外旅行へ行くことが難しい状況となっていますが、自由に海外旅行へ行ける状況になったらエストニアでサウナを体験してみたいものですね。