※本記事は物語形式の岩盤浴講座です。

【第3回】岩盤浴には夫婦やカップル、友達同士で楽しめるところも

初めての岩盤浴にやってきた健太君と美香ちゃん。
二人が訪れたのは、郊外の大型スパに併設された岩盤浴で、5種類の岩盤エリアがある比較的広めの施設です。
受付をすませ、施設専用の岩盤浴着に着替えるためお風呂の脱衣所へ向かいます。

じゃあ、女湯の更衣室はこっちだから。

ああ。岩盤浴着に着替えたら、岩盤浴の入り口の前で待ってるよ。

わかった!あとでね。

岩盤浴着に着替える健太君。
岩盤浴に詳しいおじさん「岩さん」から聞いたことを思い出します。

これが岩盤浴着か。
水着のような服ではないから、確かに下着を付けるかどうか迷ってもおかしくないなぁ。
下着付けなくていいこと岩さんから教えてもらってて良かったかも。
 
よし、行くか。おっと・・・バスタオルと飲み物を忘れるところだった。

岩盤浴の入り口前に着いた健太君。美香ちゃんはまだ来ていません。

えーと、何々・・・「ここから先は岩盤浴着を着用した方のみご入場できます」。
そういえば、この施設では岩盤浴を利用する場合には入館料のほかに岩盤浴料が必要だったな。施設の岩盤浴着を着ていることは正規の岩盤浴利用客の証明にもなるのか。
なるほどねぇ。

おまたせ!

おっ、女性用の岩盤浴着は男性用とは色違いなんだな。

ほんとだね。おそろいだ(笑)
さっ、行こ。

中央に休憩スペースがあるのか。周りを見渡すと、夫婦やカップル、友達同士で来ている人も多いな。小さい子はあまりいないかな。

岩盤浴によっては子どもの利用を断っているところもあるみたいだよ。ここはそういう注意書きはなかったけど。
ここはけっこう広いし、グループでも来やすそうだよね。

そうだな。
岩盤浴エリアは部屋で分かれているみたいだし、とりあえずあのエリアに入ってみようか。

健太君と美香ちゃんは一番近くにあった岩盤エリアに入りました。

あっ、外よりちょっと温かくて湿度が高いかも。

確かに。そういえば、ドアの外に45℃って表示がしてあったぞ。

1人用のベッドみたいにスペースで区切られてるね。
あっ、あそこ2つ並んで空いてるよ。

よし、あそこにしよう。っていうか、みんな静かに寝てるから、あまり大きな声で話さない方が良さそうだな。

そうだね。迷惑になるもんね。

なぁ、周りの人を見ると、仰向けとうつ伏せどっちもいるけど、どっちがいいんだろう?

仰向けとうつ伏せ両方やる方がいいみたいだよ。時間で区切って向きを変えるの。
私はとりあえずうつ伏せにする。

じゃあオレもそうしよう。

15分ほどして、健太君と美香ちゃんは岩盤浴エリアから出てきました。

けっこう汗かいたね。

そうだな。サウナみたいな暑さじゃないから最初はそんなにでもなかったけど、徐々に汗が出始めたよな。

しっかり水分補給しないとね。

しばらく休憩したのち、二人は次の岩盤エリアを体験しました。
まとめ
・岩盤浴着への着替えはお風呂の脱衣所で
・専用の岩盤浴着の着用を義務付けていることが多い
・夫婦やカップル、家族、友だち同士など複数人で訪れる人も多い
・小さな子どもの入場を断っている施設もある
・岩盤浴エリアでは静かにするのがマナー
・寝転がるときの体位は、時間を決めて仰向けとうつ伏せ両方行うと良い
・水分補給はしっかりと
※上記は全体的な傾向ではありますが、あくまでも一例です。各施設のルールに従って利用してください。